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   サポーター  (保護者・指導者のみなさまへ)

親も指導者も子どもにかかわるすべての人たちがサポーターです。子どもたちをみんなで応援しましょう!


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プレイヤーズファースト RESPECT F.C.JAPAN 大切に思うこと ベストサポーター
   
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   サポーターグッズ


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   親のための10の心得 (ノルウェーサッカー協会より)

その1:試合や練習を見に行ってあげましょう。

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-子どもはそれを望んでいます-

 サッカーをする楽しさのひとつに「認めてもらう」ことがあります。子どもたちは認めてもらった時に本当に嬉しそうな顔をします。
 それでは、子どもたちは誰に認めてもらうのが一番嬉しいのでしょうか。コーチや友達から認めてもらうことも嬉しいのですが、やはり一番は、お母さんやお父さんに認めてもらうことです。
 「うちの子はDFだからゴール決めないし・・」とか「いつもベンチで試合に出るのは残り少なくなってから・・・」なんていう声が聞こえてきそうですが、子どもたちはそれぞれ頑張っているのですから、それぞれの子どもの成長を見てあげましょう。比較するのは他の子じゃなくて以前の状態なのです。
 「この前できなかったのに今日はできたね」、「今日はいいパスを出せたね」とか「敵のボールを取れたね」といって子どもたちの成長を認めてあげましょう。そのためには子どもたちが今何ができて何ができないかをよ~く見ておくことが大切です。 そのためには、できるだけ試合や練習を見に行ってあげましょう。

その2:試合ではすべての子どもを応援してあげましょう。

-自分の子どもだけではいけません-

 少年サッカーの試合を見ていると「○○!シュート!」、「○○!走れぇ~」や「○○!行けぇ~」など特定の子どもに対しての応援を聞くことがあります。それも同じ声で。
 ○○君、とても恥ずかしそうにしているのを、お母さんは知っているのでしょうか。サッカーは11人が力を合わせてするスポーツです。子供たちが仲間と協力して頑張っているのに、我が子だけを応援するというのも如何なものでしょうか。
 また、試合だけでなく練習などの日頃の活動においても、クラブの役員をしているという理由で「うちの子はこのポジションで使って欲しい。」とか「試合に出して当然!」と考えているお母さんもいるようですが、お母さんがクラブに協力することと子どもが試合に出るかどうか、または、どのポジションで使ってもらえるかは切り離して考えて欲しいものです。
 お母さんがクラブの役員をしているのならば、クラブ全員の子どもたちを応援してほしいものです。

その3:調子の良い時だけでなく調子の悪い時も勇気づけてあげましょう。

-批判してはいけません-

 子どもたちがサッカーをして行く課程で様々な技術を身につけます。それぞれの技術は最初はできなくても徐々に出きるようになってきます。しかし、常に右上がりで上達するのではなく、時にはそれまでできたことができなくなることもあります。そういうことを繰り返して上達して行くのです。
 また、試合中のプレーには成功と失敗がたくさんあります。失敗が少ない試合もあるでしょう。更にゴールを決めたりすれば親は誇らしげに帰宅の途につき、夕飯には子どもの好物が並ぶことでしょう。ところが、失敗が目立つ試合の後に「何でできないの?」とか「何でミスするの?」と責めても、理由が簡単にわかって直せるくらいなら失敗はしていないでしょう。それに失敗したことが一番ショックなのは子どもたちなのです。
 しかし、子どもたちが上達するためには失敗を経験することが大切なのです。指導者が言葉で言っても理解できている子どもたちはそれほどいないでしょう。しかし、こどもたちが失敗を体験することで次はこうしようと考えるのです。それが上達するためには大切なのです。子どもたちが冷静に考える時間を与えてあげてください。
 そして、「次は頑張ろう!」といってあげてください。

その4:チームリーダーを尊重してあげましょう。

-彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう--

 子どもたちには子どもたちの社会があります。社会と言ってもクラブ全体であったり、学年単位であったり、ポジション単位であったりします。
 大人から見ると理不尽であったり間違っているルールであっても子どもたちが決めたルールなのですから、口を出さないで見守ってあげましょう。
 大人が口出すことによってこどもたちは自立することもなく、創造することも無くなってしまいます。
 指導者はサッカーの中で「自立」と「創造」をいかに発揮していくかを教えているのですから、お母さんたちもこの力が発揮できるように見守ってあげてください。

その5:レフリーはインストラクターとみなしましょう。

-レフリーの判定を批判してはいけません-

 子どもたちの試合で「審判どこみてんのよぉ~」とか「何で今のがファールじゃないのよぉ~」という黄色い声を聞くことがあります。しかし、審判は試合の中で一番よく見える位置でプレーを見ているのですから、フィールドの外で見ているよりは正確な判定をしているのではないでしょうか。
 ましてやルールを詳しく知らないにも係わらず大声で批判している方を見かけると、何と言って良いものかと悩んでしまいます。
 子どもたちがミスをするように審判だってミスをすることもあるかもしれませんが、その辺も子どもたちと同じように大きな心で見てあげてください。
 なお、少年サッカーの審判レベルが低いという問題について、それぞれの団体で問題として対応しているところだと思いますので、お母さんたちも審判のみなさんがレベルアップするように見守ってあげてください。
 お母さんも審判資格をとって、審判の見本を見せても良いかもしれないですね。

その6:子どもが参加することを刺激し勇気づけてあげましょう。

-プレッシャーにならないように-

 サッカーが大好きなこどもであっても練習や試合に行きたくない時は必ずあります。一生懸命練習しているのに友達に抜かれたり、中には友だちとの人間関係など、いろいろあると思います。
 そんな時は無理に行かせるのではなく、子どもの考えを尊重してあげましょう。その内何もなかったかのように出かけていくかもしれません。
 しかし、何らかの理由でサッカーをすることを拒否する場合は、クラブのコーチと相談して理由を取り除いあげましょう。

その7:試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう。

-結果だけを聞くことのないように-

 サッカーから帰ってきた子どもに、「勝った?、負けた?」、「点は?」とだけ聞いていませんか?
 サッカーだけでなくスポーツにとっての結果はとても大切なものです。しかし、それは大人になってからでいいのです。子どもは肉体的にも精神的に成長段階なので、結果だけにとらわれるのは良くないと思います。子どものスポーツにおいては「楽しむ」ことがもっとも大切です。
 しかし、「楽しむ」ことは好き勝手にすることではありませんし、チームの中で何をすれば良いのかを考えて自分たちで行動することが楽しいことなのではないでしょうか。

その8:サッカーにふさわしい節度ある用具を準備してあげて下さい。

-大げさになってはいけません-

 あるスポーツ店のご主人から「サッカーは儲からないんですよ。野球なら1人で2万円ぐらいかかるのに、サッカーは半分なんですよ。」という話を聞いたことがあります。
 そういわれるとサッカーはボールがあれば楽しめるし、練習でもシューズがあればできます。公式戦でもユニホームをそろえればいいだけですから、スポーツ店にとってはありがたくないスポーツかもしれませんね。
 つまりサッカーは野球に比べてお金がかからないということです。だからといって「安物」や「大き目のシューズ」を買い与えたりことはしないで欲しいものです。日本では上手くなれば良い環境や良い物が与えられると考えるようですが、海外では良い環境や良い物を与えて上手くすると考えています。また、シューズやスパイクは大き目のものを買っても子どもの足が大きくなる前にボロボロになってしまいます。適切なサイズのもので練習させたいものです。

その9:クラブの仕事を尊重して下さい。

-積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むべきかを話し合いましょう-

 少年サッカークラブが沢山あります。しかし、それらのクラブの多くはボランティアのお父さんがコーチをしたり、お母さんが役員として参加して運営されているのです。
 会費を払っているからすべてを任せっぱなしということでは良くないと思います。逆に役員をしているから他の人から何か言われても聞く必要がないというのも困り者です。
 子どもたちはそれぞれの力をフルに出してサッカーをしているのですから、親もクラブの仕事ではできる限りのことをしましょう。また、自分と他の人を比べるのではなく、自分がどれだけ力を出しているか考えてみましょう。

その10:忘れないで下さい。サッカーをするのはあなたの子どもです。

-あなたではありません-

 少年サッカーの試合では自分がサッカーをしているかのように興奮しながら応援をしているお母さんを見かけます。しかし、子どもがサッカーをしていることを忘れないでください。まだまだ成長過程の子どもたちに必要なことは何なのでしょうか?。もう少し冷静になって考えてあげることも必要なのではないでしょうか。

   親のための10カ条 (デンマークサッカー協会より)

その1:子どもたちはあなたのものではない

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その2:子どもたちはサッカーに夢中だ


その3:子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる


その4:子どもたちから求められる事はあっても、あなたから求めてはいけない


その5:あなたの欲望を、子どもたちを介して満たしてはならない


その6:アドバイスはしても、あなたの考えを押し付けてはいけない


その7:子どもの体を守る事。しかし子どもたちの魂にまで踏み込んではいけない


その8:コーチは童心になる事。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない


その9:コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートする事は大切だ。しかし自分で考えさせる事が必要だ


その10:コーチは子どもを教え、導く事は出来る。しかし、勝つ事が大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ




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